日本ボクシング連盟会長の話題ばかりテレビがやっている。
わしとしては大して面白くない。
アメフトの次はボクシング、スポーツの世界は似たような
権力馬鹿が横暴の限りを尽くしているということか。
暴君と言えば、オウム真理教の麻原こと松本智津夫も似た
ようなものだった。
我が儘放題、やりたい放題、それに従っている信者たちに
だって責任はある。
権力馬鹿の暴君は、分が悪くなると逃げ回る。
病院に入るか、言い訳するか、部下に責任を押し付ける。
実はヘタレなのだ。
昔からいた典型的な権力馬鹿が、今もいるというのが驚き
だが、これから先も必ず出てくるのだろう。
だとしたら、権力馬鹿に周囲が媚びへつらい、組織の末端
まで振り回される構図は、人間社会の宿痾なのかもしれない。
こういうことを書けば、アンチ小林よしのりが、おまえだっ
て権力者じゃないかと、屁理屈言い出すことは想像がつく。
残念ながら、小林よしのりは権力者にはなれない。
なぜならわしにとっての権力者は読者であり、人気投票が
低迷すれば、編集長から切られるだけなのだ。
小林よしのりの生殺与奪の権利は熱心なファンだけでなく、
もっと幅広い一般読者が握っている。
世の中の暴君は、その上がいないから、暴走を始める。
安倍政権の生殺与奪の権利は、国民が握っているはずだが、
いくら世論調査で反対の方が多い法案でも、暴君どもが、
数の力で通していく。
漫画に例えれば、「面白くないけど、作者が続けたがって
いるから、いいや」と、読者が言っているようなものである。
漫画界ではあり得ないことが、政治の世界ではあり得るの
だから、日本が腐ってしまってもしょうがない。